ライオンズクラブ国際協会 332-C地区

Activityキャビネット・委員会活動報告

ライオンズクエスト「ライフスキル教育」夏期ワークショップを開催

ライオンズクエスト

日時◎ 2021年8月2日(月)・3日(火)

場所◎ 東松島市野蒜市民センター

8月2日・3日に、東松島市野蒜市民センターにおいて、ライオンズクエスト「ライフスキル教育」ワークショップを石巻日和ライオンズクラブが主催しました。4リジョン1ゾーンでは4年ぶり3回目の開催となります。

今回は6月から各教育委員会を通じ、宮城県東部教育事務所管内の幼稚園、小・中学校、市立高校と石巻支援学校、支援学校女川高等学園の全職員へ約1,700枚の募集要項を配布。また、石巻市園長会・校長会で1回、東松島市園長会・校長会で2回、趣旨説明とコロナ対策万全に、参加者募集のお話をさせて頂きました。東部事務所管内の先生方の参加は少なかったのですが、LC会員や、子どもの教育に携わる機会の多い教育関係者が多く、初日10名、2日目7名の方が参加いたしました。

開催にあたりライオンズクエスト説明員でもある、加藤俊治地区ガバナーからご挨拶を頂戴し、その後、約1時間参加者とご一緒に受講されておりました。

参加者は、「大学では『生徒に生きる力(ライフスキル)を身に付けさせなければならない』というような抽象的なことは学んできましたが、具体的にそれをどう形にすればいいかがイメージできていませんでした。しかし、参加してアイスブレーキングのやり方や振り返り、様々なグループ活動(図式化、ポスターツアー)等、多くのことを、身をもって深く学ぶことができました。」「ワークショップで出し合ったコメントをさらに可視化することで別視点に気づけたり、つながりを意識したりすることができた。体験や練習を繰り返しながら学ぶことで、具体的にどうすればいいのかイメージできた。」「仕事に活かせる内容もあり、素晴らしい学びになった。表現方法もやわらかいので、それこそ学生から教員、社会人も一緒に受講できる内容だと感じた。」「LQを学校の授業計画に中にどのように落とし込むのかを班で考えられて、すぐにでも実行したいと思いました。」など、楽しく受講でき、かつ多くの気づきと学びがあったとの感想を寄せておりました。

宮城県内の小・中・高等学校における、いじめの認知件数は減少しておりますが、暴力行為の発生件数は増加傾向にあります。また、引きこもりの児童1000人当たりの不登校児童生徒数は以前に比べ減少ましたが、4年連続で全国最多となっております。仙台市においては、3項目とも20政令市でワースト3となっており、深刻な状況が続いております。

今後も地域の子ども達の成長の為に、教育関係者へのアプローチの仕方を工夫し、ライオンズクエストを提案して参りたいと思います。

L.新木経嗣(石巻日和LC)

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