Activityキャビネット・委員会活動報告
春の合同セミナー報告 仙台メディアテーク 7 階スタジオシアター
3バンク・献血推進・糖尿病対策支援委員会および薬物乱用防止委員会による春の合同セミナー報告が開催されました。
ライオンズクラブ国際協会 332-C 地区のこれまでの長年の臓器移植事業は活動が高く評価され、平成 29 年10 月の第 19 回臓器移植推進国民大会に於いて厚生労働大臣から感謝状を受領しております。今期も、渡邊俊弥ガバナーのご意向によりその支援を継続し、例年通り寄付金を贈呈しました。今回、本セミナーを開催し、その寄付金の使途について以下のように各バンクから報告を行っていただきました。
1.東北大学アイバンクからの報告
東北大学アイバンク 古堅智子様
2.宮城県腎臓協会からの報告
宮城県腎臓協会事務局長 渡辺敏晴様
3.宮城骨髄バンクおよび宮城県赤十字血液センターからの報告
宮城骨髄バンク理事長兼日本赤十字社東北ブロック血液センター名誉所長 中川國利先生
いずれの臓器移植バンクからも、ライオンズクラブからの寄付金が、いかに県民の医療向上と福祉の増進に役立っているのかについて、深甚なる謝意とともにご報告を賜りました。
また、宮城県赤十字血液センターに所長として着任された鈴木聡先生から新任のご挨拶をいただきました。今後の更なる連携について、ライオンズクラブへの期待を熱く語っていただきました。
これに続き、骨髄移植をテーマに昨年作成された映画「いちばん逢いたいひと」 の上映が行われました。
本映画のプロデューサーの方は、ライオンズクラブの宮城骨髄バンクへの支援に強い共感を持たれ、当地区にご入会されました。
第二部は、薬物乱用防止教育に関するセミナーで、次のご講演を賜りました。
1.医療大麻の解禁について
元昭和薬科大学教授・副学長 北條博史先生
2.青少年に対する薬物乱用防止教育の重要性
東北医科薬科大学薬学部薬剤学教授
宮城県指定薬物審査委員会委員長 我妻恭行先生
大麻事犯は急増傾向にあり、若年層への誤った情報による浸透とその乱用の懸念が高まっております。
また、危険ドラッグは、店舗販売からインターネット販売へ移行するなど流通ルートの複雑化、潜在化が進んでいます。
今回のセミナーでは、目まぐるしく変容する大麻問題について、両先生より最新の情報についてご講演いただきました。
この最新の知識は、今後のライオンズクラブ薬物乱用防止活動に大いに役立つものであり、これからも関係先との連携をさらに強化してまいります。